糖尿病克服日記

  • 糖尿病の治療について

    糖尿病に「早期多元的治療」というのがあるそうだ。これは、今はやりの初期の糖尿病に短期間に多量のインスリンを打つ「強化インスリン療法」のことだろうか? この治療が一般的な治療に比べて、5年の追跡の間に合併症を防ぐことはできなかった、とデンマーク・オーフス大学のアネリー・サンドバーク氏らが今年の5月に発表した。 治療薬や化学療法は次々と新しくなるが、…[つづく]
  • 睡眠のとりかた

    私たちの生理的な1日は24時間11分(概日リズム)ですが、米国シカゴ大学の研究で、概日リズムを乱すとインスリン感受性が低下することがわかったそうです。 睡眠時間を制限するとインスリン感受性が低下するのですが、同じ睡眠不足でも昼夜逆のパターンだと、さらに2倍インスリン感受性は低下したといいます。 糖尿病で心当たりのある方は、お気を付けください。 …[つづく]
  • 厚労省が生活指導重視!

    9月1日付読売新聞です。 厚生労働省は、昨年、医療・介護費の伸びを5兆円程度抑える目標を掲げ、その目玉の一つが糖尿病の重症化予防だそうです。 そして今年度、糖尿病で腎臓の機能が低下した人に生活習慣の指導を重点的に行うことにしました。 新たに透析を始める患者さんは、糖尿病による腎不全が最も多いといわれています。 そこで、まだ透析には至っていない糖尿病患…[つづく]
  • がん治療で糖尿病リスク

    糖尿病患者はがんの罹患率が高いことは、割合知られてきましたが、実は、がん治療が糖尿病を発症しやすいことがわかりました 悪性リンパ腫(HL)の一種であるホジキンリンパ腫の治療で、放射線照射の実施が糖尿病発症リスクを上昇させるという報告が「Journal of Clinical Oncology」オンライン版に掲載されました。 発表したオランダがん研…[つづく]
  • 政府の脱メタボ合宿

    厚生労働省が医療・介護費の伸びを5兆円程度抑える目標の目玉に、糖尿病の重症化予防を挙げていることを以前に書きました。 今度は、そうした生活習慣病につながるメタボの人たちを、合宿させて生活改善を指導すると発表しました。 厚生労働省は、このための来年度予算を4億円概算要求したという。 具体的なプログラムは今年度中に作るそうだが、どんなプログラム…[つづく]
  • ストレスは糖尿病を発症させる

    日本の糖尿病患者のほとんどを占める2型糖尿病は、食事や運動などの生活習慣で発症すると従来から考えられていますが、近年ではストレスでも血糖値が上昇することがわかっています。 ドイツのミュンヘン ヘルムホルツ センターで、糖尿病を発症していない29~66歳のドイツ在住の労働者5,337人を、平均13年追跡調査したところ、追跡期間中に職場などで強いストレスを…[つづく]
  • 糖尿病注意シグナル

    日本テレビで、糖尿病患者が注意する4つのシグナルを紹介した。 1、一度でも太ったことがある人は危険 2、おしっこの回数が増えた人は危険、特に泡が消えない人は重症 3、歯を磨いて血が出るようになった 4、女性は妊娠と加齢で糖尿病になる可能性がある 過去に一度でも太ったことがある人は、糖尿病危険因子があるというが、❝何もしなかったら…[つづく]
  • 野菜と果物のすすめ

    ロンドン大学公衆衛生・疫学部による食習慣の大規模調査(2001~2008年、6万5,226人)によると、野菜や果物を多く食べている人は、全ての年齢層で、死亡率が低いことが判明したという。 すべての死因による死亡率は、野菜と果物を1皿以下しか食べていない人に比べ、1~3皿食べている人は14%、3~5皿の人では29%、5~7皿の人は42%低下した。 …[つづく]
  • ノンカロリー甘味料

    糖尿病をはじめとする生活習慣病の予防に、ノンカロリーの人工甘味料が良いとされてきた。 ところが、そんな小手先の予防をあざ笑うかのように、腸内細菌が変化してきたという。 イスラエルのイツマン科学研究所の研究結果によると、人工甘味料の摂取は腸内細菌に影響を与え、一部の人に耐糖能(糖の調整能力)異常を引き起こす可能性があるそうだ。 消化管では吸収…[つづく]
  • 子供は3食きちんと摂ろう!

    英国のセントジョージ大学やオックスフォード大学などの研究チームが、英国の9~10歳の4,116名を対象に研究したところ、朝食をきちんと摂っている子供は、そうでない子供に比べ、将来的な糖尿病リスクが低いことがわかったそうだ。 血液検査で比較すると、朝食をきちんと摂っていない子供では、空腹時インスリン値が26.4%高く、インスリン抵抗性の指標が26.7%高…[つづく]
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