糖尿病克服日記

  • うつ予防にブロッコリー

    2016年8月、千葉大学社会精神保健教育研究センターが、ブロッコリーなど緑黄色野菜に含まれている「スルフォラファン」という成分が、うつ病の予防や再発防止に効果があると発表しました。 スルフォラファンというのは、抗酸化作用や解毒作用があり、がんなどのさまざまな疾病の予防効果が報告されています。 研究チームは、マウスを使って…[つづく]
  • 血糖値が高めだと認知症になりやすい

    糖尿病の3大合併症はよく知られていますが、近年は、その他の疾患も合併しやすいことが明らかになっています。 もともと糖尿病は代謝疾患ですから、何が起こってもおかしくない病気だと心得ましょう。 2013年、米ワシントン大学公衆衛生大学院のポール クレーン準教授らが、医学誌「ニューイングランド ジャーナル オブ メディスン」に…[つづく]
  • 理想的な和食は1975年

    ユネスコの無形文化遺産に登録された「和食」。 ヘルシーメニューの代名詞のようでもありますが、一口に和食といっても戦後大きく変化しました。 東北大学大学院農学研究科食品化学分野の都築毅准教授らが、いつの年代の和食がもっとも健康に良いのかを調べるため、1960年、1975年、1990年、2005年の和食の平均的メニューを作り…[つづく]
  • 糖尿病と歩行運動

    2016年10月、ニュージーランドのオタゴ大学からの報告。 糖尿病には、運動が有効であることはこれまでにも多くの報告がなされています。 本研究は、いつ歩くかに関する特定の時間について、①時間を決めず1日30分歩くか、②それぞれメインの食事後10分間歩くか、どちらかで歩行し比較検討しました。 結果は、1日の…[つづく]
  • 大気汚染と糖尿病

    ドイツ研究センターヘルムホルツ協会と糖尿病研究センターの研究で、住居環境の大気汚染は、インスリン抵抗性のリスクを高めるという報告です。 インスリン抵抗性のリスクを高めるということは、もちろん2型糖尿病を招く危険性があるということです。 この研究は、これまで食事と運動、睡眠など生活習慣を問題としてきた糖尿病が、実は、自動車…[つづく]
  • 肥満は遺伝子のせいではない

    FTO(fat mass and obesity-associated)遺伝子とは、脂肪の量と肥満に関連する遺伝子です。 これまで、FTO遺伝子のキャリアは、平均で、3kg体重が多く、肥満である可能性が70%高いことが知られていました。 しかし、2016年10月の英国ニューカッスル大学からの研究報告によると、FTO遺伝子…[つづく]
  • 糖尿病性網膜症の予防

    糖尿病患者たちの重大な懸念である糖尿病性網膜症は、世界中で失明の主因となっている。 糖尿病性網膜症は、経済的、社会的負担とり、その予防や発症を遅らせるための有効な方策を講じることは重大な事案である。 2016年8月に発表された、スペイン・生物医学研究所の研究によると、2型糖尿病を持つ中高年の患者が、n-3系多価不飽和脂肪…[つづく]
  • 糖尿病と日光浴

    (2014年10月) "Diabetes" 誌に掲載された Telethon Kids Institute(オーストラリア)などの研究。 高脂肪のエサを与えられているマウスに、3ヶ月間紫外線の照射を繰り返したところ、体重増加が30~40%ほど低減され、さらに、空腹時血糖値、インスリン値、コレステロール値の…[つづく]
  • 植物性たんぱく質の勧め

    2016年10月、マサチューセッツ総合病院とハーバード大学からの研究報告。 動物性たんぱく質の量が多いと死亡率が上昇し、植物性たんぱく質がの割合が高いと死亡率が低下したという。 研究は、米国の大規模な疫学研究に参加している、17万人のデータを用いて解析を行った。 生活習慣や他の食事のリスク要因を調整した後…[つづく]
  • GI値は血糖反応の指標にならない

    米国タフツ大学USDA人間栄養学加齢センターの研究によると、血糖値上昇の指標とされていた「GI値」は当てにならないという。 これまで、GI値の低い食品は血糖値を上昇させにくいとして、好ましい食品と考えられてきた。 しかし今回の研究報告では、GI値は個人差が大きく、また同一人物でも食事のたびに変動が大きいので、食品選択のガ…[つづく]
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