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ウォーキングが死亡率を低下させる
痩せていても糖尿病をひき起こす「異所性脂肪」という困った脂肪は、運動をしない人に溜まりやすい。 新潟大学教授の曽根博仁研究チームは、2型糖尿病患者1,702例(平均58.5歳、女性47%、男性53%)を対象に、平均…[つづく] -
玄米の天然成分が血糖値を下げる
琉球大学などの研究チームは、徳島大学、大阪大学と共同で、玄米に含まれる成分「γ-オリザノール」に、膵臓のβ細胞の減少を抑えインスリンの分泌を促進して、血糖値を下げる効果があることを、この1月に世界ではじめて明らかにした。…[つづく] -
倹約遺伝子
日本人は欧米人よりも食事の影響を受けやすく、糖尿病になりやすい。 日本人の食事が欧米化してから、糖尿病が急速に増えたのは歴史的な事実である。 その理由は、少ないエネルギー消費量で活動できる遺伝子(肥満遺伝子)…[つづく] -
断食効果
2014年6月に発表された研究で、断食で悪玉コレステロールが低下したという。 これは当然といえば当然だが、糖尿病患者は断食や食事制限が苦手だ。 この研究は30~60歳の糖尿病前症の男女に、何回かの断食を繰り返…[つづく] -
寒い時の運動こそ効果的
私たちの体の中には、余分なエネルギーを脂肪として蓄積する白色脂肪と脂肪を燃焼し熱を産生する褐色脂肪がある。 褐色脂肪は、体が寒さを感じた時に体内の栄養素を「熱」にして、体を温める働きをする。 ハーバード大学医…[つづく] -
2型糖尿病は脂肪組織の炎症が原因!?
この2月に発表されたイェール大学などの研究によると、インスリンがグルコース産生を抑制するプロセスを、脂肪組織の炎症がプロセスの反転をひき起こしてしまい、高血糖になることを動物実験で明らかにした。 従来、健常者はイン…[つづく] -
糖質制限食では注意
京都府立医科大学の岩瀬広哉氏らの研究によると、炭水化物(糖質)摂取量の減少は、植物性たんぱく質摂取量の減少と相関し、2型糖尿病患者ではメタボリックシンドロームのリスク因子となることが分かったそうだ。 対して、動物性…[つづく] -
新たな合併症
糖尿病で充分な血糖コントロールができない場合、認知症を発症しやすいことが米ジョンズホプキンス大学の研究で明らかになった。 この研究は、アメリカの4地域の住民を長期間追跡したもので、中年期に糖尿病を発症すると、20年…[つづく] -
ステロイドはインスリンの効きを悪くする
これまで、いくつかの薬剤の副作用による糖尿病リスクが知られている。 そのひとつ、高用量のステロイドで糖尿病リスクが上がることは知られていたが、実は、低用量でも血糖値が上がることが昨年報告された。 オーストラリ…[つづく] -
65歳以上に強い薬は無効
1月12日の「JAMA Internal Medicine」オンライン版に、米イエール大学内分泌学助教授Kasia Lipska氏らが、高齢者の糖尿病患者に強い薬を使うべきでないというコメントを出した。 2001年…[つづく]