アーカイブ:2016年 9月

  • テレビの観すぎは危険

    2016年7月、 大阪大学大学院医学系研究科社会医学講座(公衆衛生学)の磯博康教授らの研究グループは、長時間のテレビ視聴が脚の静脈に血栓(血液の塊)ができ、その一部が肺動脈を詰まらせる、いわゆるエコノミークラス症候群(静脈血栓塞栓症)を起こしやすくなると発表した。 エコノミークラス症候群は、場合によっては呼吸困難で命を落とすおそれがある…[つづく]
  • 肥満は脳の老化を加速

    脳が老化すると、主に神経組織が集積して走っている領域の「白質」が減少します。 そのため、情報を最短ルートで伝えることができなくなり、以前はスムーズにできていたことが難しくなったり、もの忘れ」も増えます。 英国のケンブリッジ大学精神医学部の研究で、肥満や過体重の人の脳では、やせた人に比べて白質の量が減少することを明らかにし…[つづく]
  • 高血圧症予防食事療法(DASH)と痛風

    高血圧症予防食事療法 (DASH)とは、果物、野菜、低脂肪乳製品の摂取を勧め、飽和脂肪、総脂肪、コレステロールの摂取を減らす、全粒穀物、赤身肉、魚、ナッツ、豆を含む食事です。 こうした食事が血圧を低下させ、尿酸値も下げることを示した、数少ない臨床試験のエビデンスが報告されました。 これは、米国ジョンズ・ホプキンス大学から…[つづく]
  • 睡眠と痛みの関係

    2015年8月、ルウェイ公衆衛生研究所からの研究報告です。 研究対象となる参加者は、ルウェイの10,412名の成人(平均年齢58歳、54%が女性)で、標準的な疼痛感受性検査を実施しました。 その結果、痛みの感受性は、不眠症の頻度および重症度が高まるほど上昇したといいます。 痛みの感受性は入眠時間の長さとも…[つづく]
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