肥満は脳の老化を加速

脳が老化すると、主に神経組織が集積して走っている領域の「白質」が減少します。

そのため、情報を最短ルートで伝えることができなくなり、以前はスムーズにできていたことが難しくなったり、もの忘れ」も増えます。

英国のケンブリッジ大学精神医学部の研究で、肥満や過体重の人の脳では、やせた人に比べて白質の量が減少することを明らかにしました。

研究によると、40歳の肥満や過体重の人の脳は、老化が10年進んでいると考えられるといいます。

そして、「過体重や肥満であると、アルツハイマー病や認知症といった神経変性疾患の発症リスクが高まる可能性がある」と述べています。

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