テレビの観すぎは危険

2016年7月、 大阪大学大学院医学系研究科社会医学講座(公衆衛生学)の磯博康教授らの研究グループは、長時間のテレビ視聴が脚の静脈に血栓(血液の塊)ができ、その一部が肺動脈を詰まらせる、いわゆるエコノミークラス症候群(静脈血栓塞栓症)を起こしやすくなると発表した。

エコノミークラス症候群は、場合によっては呼吸困難で命を落とすおそれがある。

テレビ視聴時間が1日あたり2.5時間未満の人に比べて、2.5~4.9時間の人では肺塞栓症による死亡リスクが1.7倍に上昇し、5時間以上では2.5倍に上昇することが明らかになった。

特に40~59歳の人で5時間以上テレビを見る人でリスクが高いことも明らかになり、肺塞栓症死亡リスクは、テレビ視聴時間2時間につき40%増加するという。

 

 

 

 

 

 

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